新価値を発見する方法 〜長野県が山の中にあることを事例に

新価値の発見は、
どのように起きるのでしょうか?
後悔なく生きる根拠が手に入る!
nTech(認識技術)セミナー講師の
原田卓(はらだ すぐる)です。
長野は山の中にある!
年末年始に、実家のある長野に帰省して、
とても実感したことがありました。
「長野は山の中にある!」と。
え、今さら!?
と思うかもしれませんが、
今さら改めて実感したんです。
北海道は、空が開けてて雄大。
その感覚が定着してきたせいかもしれません。
実家に帰ってみると、
四方八方が山に囲まれていて、
山と山の谷間に街がある。
いやぁ、本当に山の囲まれているなと、
しみじみと感じました。
日本で一番高いところにある都道府県
ふと、日本の中で、
長野県はどれくらいの高さのところにあるんだろう?
と思って調べてみたら、
平均標高は、なんと1000メートル超!!
これは日本一。
こんな高かったとは!!
かなり驚きでした。
アルプスがあるから、
きっと平均値は上がってると思いますが、
そうはいっても、
実家がある場所の標高は、大体500メートルくらい。
低いところで300メートルくらい。
ちょっと行けば、800メートルくらいになる。
自分は小さい頃から、
そんな山間部で生まれ育ったのかと、
とても新鮮な感覚でした。
「外」の世界と出会った時に、はっ!と気がつく
ずっとそこにいたら気付かないこと。
当たり前だと気付かないこと。
自分がすでに知っていることや
分かっているような感覚の中では、
新しい発見が起きにくい。
「中」ではなくて「外」の世界と出会った時、
新しい発見や気づきが生まれます。
でも、一度イメージしたこや経験したこと、
つまり「自分が知っていること」を基準に、
発想することがほとんどです。
しかもほとんどが無意識で。
なぜ「知っている世界(中)」を手放せないのか?
「自分の知っている世界(中)」から
「外」に観点が移動した時、
新たな気付きや発見が自然と生まれていきます。
でも、
長野県が山間部だと頭では分かっていても、
「本当にそうだ!」と実感したということは、
無意識的に抱いていた
「長野に山があるのが当たり前」という
「自分の知っている長野」のイメージを
無意識的に手放せていなかったということ。
3000メートル級のアルプスに囲まれていない
北海道の感覚からすれば、
四方八方に山がある長野は、完全なる別の世界。
山に囲まれている環境が当たり前じゃないわけです。
なぜ、「知っている世界(中)」を手放せないのか?
そこには「脳の認識メカニズム」があります。
人間の脳は、
「過去のイメージとつなげて認識する」
という認識機能を持っています。
そのために、
常に、そして無意識的に、
「自分の知っている世界(中)」を基準にします。
それは、いわば機械的な条件反射です。
nTech(認識技術)は、認識機能をバージョンアップさせる技術
「自分が知っている世界(中)」からだけではなくて、
「外」を取り入れるために、
例えば、旅をしてみたり、
興味のなかった分野の本を読んでみるなど、
今まで経験したことないこをやってみる方法もあります。
根本的な方法は、
「過去のイメージとつなげて認識する」
という人間の認識機能そのものをバージョンアップすること。
nTechは、
未開拓の人間の認識メカニズムを解明します。
新価値の発見はどこからくるのか?
「長野が山に囲まれていることが当たり前」
と捉えるのか。
「長野が山に囲まれていることは当たり前じゃない。
特別なこと」
と捉えるのか。
「自分が知っている世界(中)」を手放して、
「外」の観点から見ることで、
長野が山間部、
しかも日本で一番高いところに位置することを、
逆に、他のどの都道府県にない価値として認識し直せます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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