グレートリセットの本質を考察 2022年「人間のディープラーニング」を可能にする日本とnTech

人間をアップデートする認識技術”nTech”講師の原田卓です。
今回は、世界経済フォーラム(ダボス会議)でメインテーマに置かれている
「グレートリセットの本質」について、nTechの観点から考察します。
*”nTech”は科学技術の次の未来技術
・エヌ・テックと読みます
・日本語では「認識技術」
・認識技術=認識テクノロジー=Nin-shiki Technology→nTechです
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グレートリセットは、持続可能で公平な世界経済を早急に作り上げるべきだという考え方
「グレートリセット」の必要性を提唱する世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長は、以下のように語っています。
グレートリセットとは、これまで以上に持続可能で公平な世界経済を早急に作り上げるべきだという考え方です。今日の私たちの社会・経済システムは、新型コロナウイルス感染症によるパンデミック以前からすでに限界に達しようとしていました。(中略)物質的成長や目先の経済的利益へ過度に依存してきたことによって、経済システムは活力を失いつつあります。
https://www.foresight.ext.hitachi.co.jp/_ct/17465968
(中略)
こうした状況から明らかになったのは、私たちの生き方、働き方、互いの交流のあり方を変える必要があるということに他なりません。つまり、持続可能性(sustainability)と包摂性(inclusivity)と回復力(resilience)を、決して付け足しではなく中心に据えた新たな経済システムを採用すること、すなわちグレート・リセットが求められているのです。
つまり、今までの経済システム・社会システムを根底から見直して刷新する必要がある、ということです。
グレートリセットは、世界を代表する政財界のリーダー間では活発に議論が交わされているテーマです。1月17〜21日にオンラインで開催された「ダボス・アジェンダ」で特別演説をした岸田文雄総理は、
私が目指す“新しい資本主義”では、日本の経済社会が直面する歴史的挑戦の全体像を国民に分かりやすく示します。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100291106.pdf
として、グレートリセットの方向性に向かうコメントをされています。
シュワブ会長がおっしゃる通り、パンデミックを契機に、目先の効率や利益を優先してこれまで後回しにしてきたツケが回ってきているように、諸システムの綻びが顕在化していることを実感する日々です。
例えば、気候変動の問題は何十年も前から全球的規模の脅威、人類種が地球上に暮らせなくるという警鐘は鳴っていました。しかし、今日明日生きることに困るような急を要する問題ではないので、対処する問題としての優先順位は低く、先延ばしにされていました。少子化、高齢化も同じく、必ず到来すると分かっていても、その影響の実感が乏しいので、喫緊の課題としての緊急度は下がってしまいます。
このような類の問題の影響が、経済面、政治面など、あらゆる社会面に表面化してきている今、経済システム・社会システムそのものを刷新する「グレートリセット」が必要であることは、時代の流れの必然だと思います。
グレートリセットの本質と日本の経済社会が直面する歴史的挑戦
ここで、グレートリセットをさらにもう一歩深いレベルで捉え直してみようと思います。岸田総理は「日本の経済社会が直面する歴史的挑戦」とおっしゃっています。日本の経済が直面する歴史的な挑戦とは何でしょうか?グレートリセットの本質とつなげて、社会的な事件を遡りながら考察します。
世界経済を牽引しているのは、GAFAM(FacebookがMETAに社名変更した今はGAMMA)が代表する巨大IT企業です。スティーブ・ジョブズが世に送り出したiPhoneは、私たちの生活に革命的な変化を起こした大事件です。では、なぜiPhoneなどのスマートフォンの誕生が可能になったのか?その背景を包括的に捉えれば、科学技術の後ろ盾があります。また日本が世界唯一経験した原子爆弾の開発は、科学がもたらした技術的大事件でした。
明治維新を起こした日本は東洋でいち早く近代化に成功し、大東亜共栄圏の夢を描いた結果、太平洋戦争に敗れてその夢は潰えました。結果、米ソ対立の構図が形成され、「共産主義vs自由主義」という対決構造に世界情勢は大きく左右されるようになりました。海底プレートがズレたら地震が起きるように、今日の世界情勢も共産主義vs自由主義のプレートに大きく揺れ動かさています。これは政治的な大事件です
以上を時系列に沿って整理し直せば、以下の通りです。
①政治的な大事件「明治維新と太平洋戦争」
日本の夢が潰えて「共産主義vs自由主義」のプレートが誕生する
②技術的な大事件「原子爆弾」
科学技術により原爆という、いわば「恐怖の爆弾」が誕生する
③生活の革命的大事件「汎用型デジタルコンピューター」
iPhoneに代表される「スマートフォン」が誕生する
シュワブ会長は、今の経済システムに対して「物質的成長や目先の経済的利益へ過度に依存したことによって活力を失いつつある」と指摘し、岸田総理は「日本の経済社会が直面する歴史的挑戦の全体像を国民に示し、”新しい資本主義”」を提唱しています。現行の経済システムは「共産主義vs自由主義」の対決構造のプレートの上に乗っています。ということは、「グレートリセットの本質」であり「日本の経済社会が直面する歴史的挑戦」は、「共産主義vs自由主義」のプレートにアプローチすることです。
事実、現在熾烈を極める米中の覇権争いや、予断を許さないロシアのウクライナ侵攻など、日本をはじめ世界の国々は共産主義vs自由主義のプレートに大きく影響を受けています。
グレートリセットは、共産主義vs自由主義のプレートを見直し、刷新する「プレートチェンジ」にその本質があります。
「人間のディープラーニング」と、「脳vs心」へのプレートチェンジ
共産主義vs自由主義のプレートによって、私たちの生活に革命的な変化をもたらした1つは、iPhoneに代表されるスマートフォンです。また同様に、人工知能(AI)が今後(もうすでに)生活に及ぼす影響は、これまで経験したことがないことが予測され、そしてすでに体験し始めています。2016年にAIベンチャーのディープマインド社が開発した「アルファ碁」が囲碁のプロ棋士に勝利したというニュースは大きな話題になりましたが、その強さを支えているのは「ディープラーニング:Deep Learning(深層学習)」でした。AIはディープラーニングによって飛躍的な進化を続けています。
「ディープラーニング」をキーワードに、共産主義vs自由主義から脳vs心へのプレートチェンジについて考察します。
ディープラーニングは、深層学習とも言われ、より深い機械学習のことを指します。人工知能が人間の手を必要とせず、自分で考えて答えを出せるようにしていくものです。
https://www.pasonatech.co.jp/workstyle/column/detail.html?p=2181
ディープラーニングのベースになるニューラルネットワークとは、人間の脳神経系のニューロンを数理モデル化したものを多重に組み合わせたものです。ニューラルネットワークは人間の脳のしくみから着想を得たもので、脳機能の特性をコンピューター上で表現するために設計されています。
つまり、ディープラーニングと人間の脳の仕組みは密接に結びついています。ディープラーニングをシンプルに表現すれば、膨大な情報データを「パターンとして学習すること」です。パターン化することを「デジタル化」と規定すれば、デジタル化される前の情報データは「アナログ」として見なされます。ということは、「アナログをデジタル化すること」がAIの飛躍的な発展の要因と解釈できます。
一方、人間の認識機能に話題を移せば「私たち人間は広大な宇宙の中にある1つの惑星である地球の中に住んでいる」と認識する「アナログ的」な世界認識が一般的です。AIにディープラーニングが可能になったように、人間にディープラーニングという発想を適用すれば、「アナログ的な世界認識をデジタル的に認識する」ことになります。人間のアナログ認識による情報データをデジタル認識に変換することを可能する技術が、認識技術nTechです。
「アナログ的に認識する世界」は、「脳」の認識機能の結果です。nTechが規定する「心」を活用し「源泉動き」を起点に認識を出発すれば、あらゆるアナログ情報知識をデジテル認識化することができます。コンピューターのスクリーンがアルゴリズムによって成り立っているように、宇宙全体をまるでコンピューターのように解析できる「宇宙コンピューター」の開発にnTechは成功しています。
▼参照
【令和哲学43】人間のディープラーニング(Deep learning)教育革命で世界基軸教育時代が始まる
あらゆる社会システムの土台には、共産主義vs自由主義のプレートがあります。共産主義vs自由主義のプレートの土台にあるのは「脳」の観点です。脳の観点が働いた結果、アナログ的に認識する世界が立ち上がり、その中で人間の生活、もっと言えば人類の歴史が成り立っています。「脳」で認識する基準を、「心」で認識する基準に切り替えることが、軍事力でも経済力でもなく、人間一人ひとりの可能性と尊厳性を開花する「教育力」です。これはまさに「教育的な大事件」です。
共産主義vs自由主義を「脳vs心」へプレートチェンジすること。それがグレートリセットの本質です。
「完全学問」「世界基軸教育」として、日本で誕生した認識技術nTechの可能性と将来性を1人でも多くの方に確認してもらいたいという懇切な思いで、nTech創始者ノジェス先生による1Dayセミナーが定期開催されています。これまでに5000人以上の方々の申込みがあり、第4弾は3月26日、1万人以上になる見込みです。

夜明けの晩と言われる2022年、ノ先生の驚天動地なメッセージとぜひ出会ってください。
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