イ・ヨンフン編著「反日種族主義」〜日韓の未来を占う本〜

国の将来を憂う心に国境や民族はない!
後悔なく生きる根拠が手に入る!
nTech(認識技術)講師の
原田 卓(はらだ すぐる)です。
今回紹介したいのは、11月14日に発売された
イ・ヨンフン(李栄薫)編著「反日種族主義 日韓危機の根源」(文藝春秋)です。
発売日に手に入れて読み進めていますが、
ぜひ読んでいただきたいオススメの一冊です。
韓国でベストセラーの”反日批判”の本
韓国に対し、韓国人自ら、
しかもソウル大学経済学部名誉教授という地位ある方が
韓国は「嘘をつく国民」「嘘をつく政治」「嘘をつく学問」「嘘をつく裁判」であり、
「嘘つきの国」だと言い切っています。
「反日」を真っ向から批判する内容にも関わらず、
韓国では異例の10万部を超えるベストセラーで今も売れ続けているそう。
ちなみに韓国では1万部を超えたらヒットらしいです。
・イ・ヨンフンさんが、どんな経歴で、どんな方なのか?
・なぜ、韓国人にも関わらず反日批判の「反日種族主義」と提唱するのか?
・韓国の反応はどうなのか?
気になるこれらの質問は、こちらの記事が参考になります。
既に9月にNHKに取り上げられていたんですね!
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/09/0929.html
韓国人でありながら23年以上日本で活動される
令和哲学者Noh Jesu(ノ・ジェス)先生曰く、
イ・ヨンフン教授は「心の奥底から尊敬できる先生」だと言います。
「反日種族主義」は、勇気ある発信
韓国社会で、こういった内容の本を出すことは本当に勇気がある行動だと思います。
僕は2015年の8月15日に、
共同代表を務めるアジアリーダーシップ研究所の日韓交流の取り組みの一環で、
韓国・大邱にフリーハグをしに行ったことがあります。


8月15日は、日本では終戦記念日ですが、
韓国では「光復節」と言われ、
「日本から朝鮮が主権を取り戻して自主独立した記念日」
として位置付けられていました。
日本とは終戦の意味合いが違うことにビックリしました。
韓国の友人は、
多くの韓国人は「靖国神社」と聞くだけで
「悪魔」というようなイメージを持つんだと言っていました。
実際にそうじゃなかったとしても、社会的な風潮がそうなんだと。
日本人が思っている以上に、
韓国人が日本人に抱くマイナスイメージは強烈で根深いものがあることを、
僕はその時に実感しました。
そんな韓国社会の中で、
「我々、韓国人は嘘つきの国民だ」「嘘つきの国だ」
「慰安婦問題も竹島問題も嘘だ」とハッキリ言い切ることは、
想像を絶する勇気が必要とされることだと思います。
韓国の反応として実際、イ・ヨンフン教授を非難する勢力もあると言います。
ソウル大学の名誉教授ですから、周囲への影響も大きいでしょう。
ご家族や友人にも影響することでしょうし、
相当の覚悟がないとできないことではないでしょうか。
なぜ民族主義ではなく「反日種族主義」なのか?
この本のタイトル「反日種族主義」を見て、
「なぜ、民族主義ではなくて種族主義なんだろう?」
ということが気になりました。
「民族主義と種族主義の何が違うのか?」
考えたことのないテーマでしたが、
本を読めば、なるほど納得でした。
しかも、ただの種族主義ではなくて「反日種族主義」です。
なぜ、韓国が「反日種族主義なのか?」
非常に納得の論理展開でした。
自分の国を「嘘つき国家」だと断定することは、
韓国人じゃなかったとしても、誰もが躊躇することではないでしょうか。
母国を「嘘つきの国」だと、
なぜイ・ヨンフン教授は言ったのでしょうか?
ただ感情的に韓国を否定する意図でもなく、
日本の歴史認識がただ正しかったと肯定する意図でもなく、
もちろん自らの私利私欲のためでもありません。
そこにあるのは、1人の知識人としての韓国の将来への憂国心、
そして今の日韓危機を打破して、日韓の良好な関係を作る意志です。
そして、韓国への深い愛情、人間への深い愛情です。
そうでなければ、
韓国を「反日種族主義」だと定義することはできないはずです。
日韓危機の根源を根本から解決するきっかけに!
「反日種族主義」について、プロローグで以下のように書かれています。

つまり、
反日種族主義を続けていては、韓国の未来はないと。
深い深い愛情と憂国心があるからこそ、
母国を「反日種族主義」の嘘つき国家であり、
反日種族主義が日韓危機の根源であると断定できます。
なぜなら、人間は、自らがどんな状態にあるのかの自覚ができて初めて、
変化に向かえるからです。
独立的な個人がなく、当たり前のように嘘をつくことが韓国人の本質ではない。
だから、自分たちの状態を自覚してほしい。
そして、自由人として、隣国と通商し、協力・競争して発展的な未来へ向かってほしい。
その流れが日韓から東アジアへ広がっていってほしい。
そんなイ・ヨンフン教授の想いを読み取ることができます。
この本は、日本にとっても意義深く、日韓の未来を占うようなものだと思います。
今まで、日本が歴史認識から自由になれなかった一番の悩みが一気に解消され、
それどころか強固で心強いパートナーを得る可能性があります。
韓国文化の恥ずかしい文化だと、
この本を一蹴するようなことがあれば、
それは日本にとってプラスに働くことではないですし、
何より相手を恨むことを恥とする侍精神に反することです。
反日種族主義の日本語版の出版が、
日韓危機の根源の根本解決のきっかけとなり、
令和時代に相応しい美しい日韓関係の出発になることを願ってやみません。
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